《今回は、ドバイのインターナショナルスクールの現状についてご紹介いたします》
ドバイには多様なカリキュラムと特徴を持つインターナショナルスクールが数多く存在します🏫
◆主なカリキュラムとして:
・英国式(UK)
・米国式(US)
・国際バカロレア(IB)
(・インド式)
などがあり、各学校が独自の教育方針とプログラムを提供しています(英語があまり得意ではない生徒を受け入れる体制の整った学校もあります)
学費は、学校や学年によって異なりますが、年間約50,000 AEDから100,000 AED(約150万円から300万円)程度が一般的と言われています。
また、ドバイ日本人学校もあり、日本の文部科学省の指導要領に基づいた教育を提供しています。
年間学費は約120万~130万円程度です(学年によって異なる可能性があります)※1AED=40円
✅学校選びの際は、カリキュラム、立地、学費、設備、先生の質、サポート体制、生徒の国籍比率などを総合的に考慮することが重要です。
KHDA(Knowledge and Human Development Authority)や各学校のウェブサイトの情報を参照し、
最新情報の確認、また、実際に学校に足を運んでみることをおすすめします。
◆ここからは、ドバイの政府機関【KHDA(Knowledge and Human Development Authority)】についてご紹介します。

ドバイの教育機関については、KHDA(人材開発庁)が毎年、各学校の評価を発表しています。
✅KHDAのWebサイトでは、《Outstanding、Very Good、Good、Acceptable、Weak》の5段階でランク分けされており、学費や年間予定なども見れるため学校選びに役立ちます。
また、以下はKHDAによる「ドバイの私立学校に関する最新レポート(2024-25)」です。


・生徒数
総生徒数:387,441人
男女比:男子 51%、女子 49%
エミラティ(UAE国籍)生徒数:33,210人

・生徒数の多い国籍トップ10:
インド
アラブ首長国連邦(UAE)
パキスタン
エジプト
イギリス
ヨルダン
フィリピン
アメリカ
フランス
シリア
→ これらの国籍の生徒がドバイの私立学校生徒の74%を占めています

・カリキュラム別の生徒数
英国式(UK)90校:144,307人(最も人気のあるカリキュラム)
インド式 34校:99,603人
米国式(US)40校:56,114人
国際バカロレア(IB)16校:27,467人
その他のカリキュラム(フランス式、フィリピン式、日本式など)も存在

・教員数
総教員数:27,284人

・教員の主な国籍トップ10:
インド
イギリス
エジプト
アイルランド
シリア
パキスタン
ヨルダン
フィリピン
レバノン
アメリカ
→ これらの国籍の先生がドバイの私立学校教員の84%を占めます

・学校の分布
総学校数:227校

直近1年間の生徒数は前年比 6%増加
10校が新規開校

・地域
ムハンマド・ビン・ラシッド51校、ジュメイラ25校、ジェベル・アリ13校、デイラ55校などに集中

・国籍の多様性
ドバイの私立学校に通う生徒の国籍数:185カ国
平均的な学校の国籍数:53カ国
100カ国以上の生徒が在籍する学校:11校
◆まとめ
この様に、ドバイには多数のインターナショナルスクールが存在し、多くの国籍の生徒が在籍しています。
また、ドバイの私立学校は国際色が豊かで、多様な教育制度を取り入れていることが分かります。
今後、新たな教育戦略「E33」により、更なる教育の質の向上・発展を目指し、さまざまな施策が進められています。
次回は、ドバイのインターナショナルスクールの主なカリキュラム(英国式、米国式、国際バカロレア)のそれぞれの特徴などについても紹介いたしますので、是非そちらも併せてご覧ください!💁🏻♀